プエブロレザー経年変化

エスペラントの中でも人気の高い「プエブロレザー」の経年変化の画像です。
          
 
 左の画像は約3年使用(ESP-6313 PUEBLO THICK LONG WALLET) 。 右の画像は約2年使用(ESP-6210 PUEBLO LONG WALLET)
 
使用しているLEATHER について
PUEBLO (プエブロ)
(フランス産原皮のイタリアレザー / ITALY LEATHER) 
フランス産原皮のショルダー部分だけを使用し、 ※注1バケッタ製法という昔ながらの製法でなめした革の表面をサンドペーパーを軽くかけ、その上から真鍮ブラシで円をかくようにブラッシング加工をした原皮で、バタラッシィ・カルロ社の原皮の中でも一番、経年変化を楽しめる革になります。
原皮名の「プエブロ」はアメリカ合衆国南西部に残るインディアンの共同体、集落、人々をイメージした革で、プエブロの持つ表面のザラっとした感じや土臭さ(暖かさ)のある風合いのイメージにちなんでつけられたと言われています。
使い込む程に光沢と、とても美しい艶が出てくる革でもあります。
バタラッシィ・カルロ社のバケッタ製法ならではの育つ革をご堪能下さい。
 
※注1
バケッタ製法とは・・・近年、オートマチック化が進み、単に植物タンニンなめしと言っても色々あり、その植物タンニンなめしの中でも昔ながらのなめし方法で革をなめす製法です。
ブラチョ、チェスト、チェストナット(栗)、ミモザ(アカシア)などの木から抽出されるタンニン(渋)エキスを原皮 (牛革)の芯まで時間をかけてしっかりと浸透させ、独自のレシピで調合された牛脚油(すね骨や無蹄足を煮沸して採取した100%ピュアなオイル)で加脂する 製法です。
加工には30日ほどの時間をかけるので、浸透しにくいオイルが隅々まで染み渡り独特の風合いと腰、深みのある表情を生み出します。
使い込んだ時に、『独特の匂い』、『 独特の色艶』、『一度浸透した油分がなかなか抜けない』という特徴があります。
そのため、オイルなどでメンテナンスする必要がほとんどありません。
近代的なクロームなめしに比べ、時間をかけてゆっくりとなめす方法で、コストは高くなり、時間もかかりますが、環境面ではより問題が少ない製法でもあります。
このバケッタ製法はバダラッシィ・ カルロ社をはじめ、ごく僅かなタンナーによって継承されている伝統的な技術です。
この皮革で作られた製品は、使いはじめてすぐに実感できるほど、味わい深い艶を増しタンニンなめしならではの愛着の湧く、色の変化を楽しんでいただくことができます。